「定年を病にしない」という本を読み、定年を迎えた男性が抱える悩みと私の悩みが似ている事に気づきました。
33歳私の悩み
- 自分がこれからどうしたらいいのか分からない
- これまでの自分の人生はこれで良かったのか?
- 自分は誰かの役になっている(た)のだろうか
- 自分は今、現状に幸せ?
- なんで人生について20代のうちにしっかり考えなかったのだろうか
- 30歳になる前に海外でもう一度トライすれば良かった
- 就職や大学進学にはあれほど調べたり勉強したりしたのに、なぜ恋愛の勉強をしなかったのだろう
- 今の仕事以外の分野についても知識をつけたり学べばよかった
- もっと早い段階でマネーリテラシーについて勉強しておけば良かった
- もっと本を読んでおけばよかった
- もっと自分を大切にするべきだった
定年した男性が抱える悩み
- 仕事しかしてこなかった・・これからどうしよう
- 俺の家なのに、居れば妻には煙たがられる・・
- ずっとやりたかったゴルフをしよう(でも今から始めても趣味ですっとやってきた同年代の人たちに混ざれない)
- お金に余裕が無い・・そうだ、投資をしよう
- 友人は・・・会社以外の人に友人は・・・仕事以外の話ができる友人は・・・いない
- これから何を生きがいに生きればいいのだ?
- 今まで常識と思っていたことが地域コミュニティーでは通じず戸惑う
- 肩書が無くなった自分は一体何者なのか分からない
- 孤独に襲われ非常に辛い
- この歳になってプライドを捨てることの大切さに気がついた
- 一流企業に勤め上げたことが自慢だったが定年したらあまり意味のない肩書だと気づいた
- 地元の65になっても定年なく元気に働いている自営業の友人が羨ましい
- 一流企業に就職、マイホーム、子供3人、なのに地元のあいつが羨ましく感じる、イキイキしているように感じる。
- 妻がいないと寂しい、でも妻は外で友人と楽しそうで羨ましい
- 子供が家に近寄らない。厳しくしすぎたことを反省している。
- 自分は子どもたちの未来の為に何か役立つ仕事をしてきたのだろうか
- もっと早く定年後の人生について真剣に考えておくべきだった
- 健康に気をつかうべきだった
人生が終わりに近づいている人が言う言葉
- もっと家族を過ごせば良かった
- 短期は損気。もっと人に優しくすべきだった
- もっと健康に気をつければ良かった
- もっと冒険をしておけば良かった
- たくさんの旅にでれば良かった
- 大嫌いな仕事をやめずに続けたこと
- テレビに夢中になりすぎたこと
- 歯のケアを怠ったこと
- 恐れて新しい一歩を踏み出せなかったこと
- 自分のことばかり考えていたこと
- 他人の意見を気にしすぎたこと
- 思いついたことをすぐに実行しなかったこと
- 言い訳して行動しなかったこと
- 愛していると言葉で伝えなかったこと
- 十分に子供と遊ばなかったこと
- 働きすぎてしまったこと
- 始めたことを最後までやり遂げなかったこと
- 友人関係を維持できなかったこと
- 大切な人と過ごす時間が短かったこと
- 祖父母の経験談を聞かなかったこと
- 性別の枠に囚われていたこと
- 勝ち負けで
成功ってなんですか?幸せってなんですか?
ビジネス本でよく書かれている「成功ってなんですか?」婚活本や自己啓発本でよく書かれている「幸せってなんですか?」どの本にも共通して書かれていることは大金持ちになることじゃない、欲しい物を所有することではないと。でもこれらはお金より愛だ!と言っているのではない。
①まずは自分が幸せになること
自分が幸せになると、心に余裕が持てて、感謝の気持ちや優しさが生まれる。仕事、家族、人生、自分自身について考える思考のバランスが安定する。素直さがあり、自分が何者で、どういう人間で、どういう自分が幸せか理解している。使命や夢を持ち、自分にあった道で進んでいる。
②自分の周りの人を幸せにすること
家族や自分の幸せなど何かを犠牲にして仕事ばかりに打ち込んでいると、ふと我に返った時自分のアイデンティティとはなにかという問題にぶつかる日がくる。また、自分が幸せな人、上機嫌な人は周りにも「和」のオーラを振りまけるので、自然と人も寄ってくるし、周りも同じ優しい波長に包まれる。自分が幸せな人は、心に余裕があるので表情も穏やかだし、人に親切になる。人生で何が大切か理解しているので家族にも協力的になる。妻が幸せだと旦那は幸せ。両親が幸せだと子供も満たされた気持ちで育つ。
③最後に地球や社会に貢献すること
恩送り、恩返し。人生✕道徳のマインドを持つ、真の成功者は得た利益や学んだ知識や技術を社会貢献につながる事に使う。真のGiverと呼ばれる人だったり、渋沢栄一マインドのこと。見返りを求めず自分に出来る社会貢献、地球への貢献、未来への貢献を想う。
さいごに
成功とは、幸せとは、について書いてあるどの本もこの3つの流れな気がする。
そして、これからの時代、持っているものでその人の価値が評価される時代から、信用残高がどれだけあるかで評価される時代になっていくと言われているなら尚更、humanityに重点を置いた生き方をしないと、後悔しちゃう気がする。さらには、こういった事が書かれている本は日本に限ったことではない。世界共通の生き方の本質なのかもしれない。
①自己肯定/自分軸/自己責任/自信/ワクワク/余裕/笑顔
②思いやり/感謝/徳を積む/丁寧な生き方/ギバー/恩返し/笑顔
③ギバー/恩送り/繋ぐ/微笑み
人生の最後に何を思うか・・・。夢を追いかけなければ後悔する。もっと嫌なのは、愛する人との人生を全うしなければ、愛する人との子供を持つことを少なくともトライしなければ私は後悔すると思う。これだけインターネットが発展した今、時間がないから、お金がないから、今住んでいる場所が悪いからといった理由は、本当に言い訳になってくる時代だ。自分を幸せにする方法はいくらでもある。仕事、受験、結婚、一度や二度の失敗なんて、失敗って思っているのは案外本人だけなのかも。
年齢ごとに「今しかできないこと」は変わってくる。人生に年齢や性別、国境は関係ない生き方は今より絶対に広まって欲しいが、自分が直面している問題を考えると「もっとあの時・・・」「この現状を招いたのは自分の何が原因だったのか」と悔やんでしまう。
大学生の頃は高校生に戻りたいといい、25、26の頃は大学生に戻りたいという、33歳のわたしは社会人一年目に戻りたいと思う。。。。そう、10年後の自分が今の自分を後悔させないためにも、今を、大切に生き、人生計画をしっかりたて、それを毎日心に刻まなければならないと思っています。