私が大学生の頃、かれこれ15年ほど前ですが、英語が話せればなかなか一目置かれた存在になることができました。また、バイリンガールという言葉もよく耳にし、なんだかカッコいい響きだなと憧れを抱いていたのを覚えています。私の大学(医療系ですが)では英語の他にもう一つ、語学を学ばなければならなかったのですが、当時のわたしは「これから世界は中国がトップになる」という噂から中国語を選択致しました。そして現代。バイリンガールや留学経験者なんてどこにでもいて、むしろトリリンガルなら人材として重宝される、くらいの世界。私の職場では英語が話せなくてもポケトークがありますし、英語で論文を書くときも、日本語で書いた論文を専門家に英語訳にしていただきますし、英語が話せることはあまりメリットにならないくらい。

では、これから英語を学ぶメリットはないのか?

そんなことは全くないと思います。まだ、海外の方と人と人がface to face でコミュニケーションをとる場面では特に英語を話せたほうが断然有利だと思います。

ただ、これから単純に英語という言語を学ぶというだけでは価値が低くなりつつあるのかなとは思います。結論から申しますと、色んな国の文化を学びながら英語を勉強するのがこれからの時代に必要なのではと思っております。これからもっとたくさんの方が英語でコミュニケーションを取るようになり、世界が身近になり一瞬、国籍や国の壁を感じなくる事があるかもしれませんが、各国の文化や国民性、その国独自のシステムやアイデンティティがなくなることは無い。どんなにITやAiが進んだとしても。コミュニケーションを取るお相手の国や文化を考えながら英語を使って会話をする、ビジネスをする。と、こういう事が出来る方がこれから重宝されていくのではないでしょうか。

 

私、英語を使って仕事をする予定はないです、ただ英語が話せたらなという憧れがあって勉強したいんです。という方には?

もちろん、メリット、あります。仕事で英語が話せることが重宝されなくなった私が今だに英語を勉強する理由があります。 日本語だけでは良い表せない気持ちや状況の表現ってあると思うのですが「うまく言葉では言い表せないんだけど・・・」という様な。こういうとき、英語だと上手く言い表せる事が多々あります。自分の気持ちを言語化できるってとても気持ちがスッキリするものです。また日本語と英語、同じ状況を言語化する時、英語だととてもユーモアがある表現で表わせたりすることがあります。「時が経つのが早い」=「time flies」だなんて。こういう表現に出くわすと私はますます英語って面白いな、と感じます。逆に昔からある言葉なのに、全く同じ表現をしているとそれもまた面白いなと感じます。「隣の芝は青い」=「The grass is always greener on the other side of the fence.」同じ”草”という単語を使っている〜。特に恋愛。恋愛に関する英語の表現の幅の広さは素晴らしい。「あなたが好き」という気持ちの英語表現なんてほんとうに豊富。

また、私は本を読むのが好きです。色んな方が自分の人生や考え方について誰かに伝えたくて本にする。どこかの国の誰かが素晴らしい事を伝えているのに、英語版の本は出ているけど、日本語版はない・・。もちろん日本だけでも沢山の本がありますが、英語も読めるようになると広がる世界の規模は果てしない気がします。

英語学習を通して、色んな国の文化やお国柄を学び、色んな国の方の考えを知ることができ、そして総合して自分の人生を豊かなものにしていく。英語を学ぶってメリットだらけですね。

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